歌手やタレントとして活躍している西川貴教さん。
1996年にT.M.Revolutionとしてデビューしてから、音楽活動に加えCMやテレビ番組にも多数出演するなどマルチに活動しています。
そして2020年と2021年には、年齢別ボディコンテスト『ベストボディ・ジャパン日本大会』のモデルジャパン部門ゴールドクラス(50歳~59歳)に出場し、2年連続で優勝するほどの肉体美も兼ね備えています。
そんな西川貴教さんの筋肉は、どんな筋トレメニューによって作られたのか気になったので調べてみました。
その中から筋肉をつけるためのトレーニングや食事のポイントを探ってみたいと思います。
西川貴教の筋トレメニューはボリュームが凄い!
引用元STORYweb
もともと西川貴教さんが筋トレを始めた目的は、ツアーや舞台で疲れがたまって怪我をしてしまうのを防ぐためだったそうです。
「1、2カ月、同じテンションでやり続けるには体を作ってないと。
引用元サンスポ『西川貴教、体を鍛えるあまり「おかしなことになってきてる」』
ガリガリやったから。
汗をかいたらすぐ脱水症状になっていた。
いろんな方に相談したら筋肉を付けてその中に水をいっぱい貯めこみましょうって言われて、それで筋トレを始めたのがきっかけです」と体を鍛え始めた理由を明かした。
こちらは2012年にT.M.RevolutionのオフィシャルYouTubeチャンネルで公開された『魔弾~Der Freischutz~』のミュージックビデオです。
3分23秒の辺りで爆弾で服が吹き飛ばされて体のアウトラインが露出するシーンがありますが、これを見るとかなり細身の体型なのが分かります。
そしてこちらは2021年に公開された映画『モータルコンバット』の公開直前イベントに登場した時の動画です。
バチバチの減量期の末期ではないのでちょっとぬるい状態の体ではあると言いつつ、厚みのある大胸筋とくっきり割れた腹筋を披露しています。
この時1970年生れの西川貴教さんは50歳(誕生日前)で、隣のハリウッドザコシショウさんは1974年生れの47歳なのですが、見た目年齢は確実に西川貴教さんの方が若々しいです(笑)
この肉体を作り上げたのは日々の筋トレの賜物なわけですが、調べてみると以前テレビ番組で紹介されたトレーニングメニューが出て来ました。
・ランニング/約30分
・腕立て伏せ/10回×10セット
・腹筋/100回連続
・レッグアダクション/20回×4セット
・レッグアブダクション/20回×4セット
・背筋/10回×10セット
・壁倒立/10回×5セット
・ラットプルダウン 50kg~80kg/60回
・懸垂/10回×5セット
・腕立て伏せジャンプ/10回×5セット
・ベクトラルフライ 45kg/8回×5セット
・ベンチプレス 35kg~75kg/10回×6セット
・トライセプス/10回×4セット
・自転車でのインターバル/10秒×5セット
最初と最後に有酸素系のトレーニングを入れていて、筋トレは計12種目でトータル50セット以上という凄い量のボリュームを行ってます。
この量をたった2時間でこなしてしまうんだとか!
2時間で終わらせるためにはセット間のインターバルは1分以内で行わないといけないので、筋肉にとってもメチャクチャハードですが、心肺機能にもかなり負荷のかかるトレーニングであることは間違いないですね。
そこまで自分を追い込める精神力は本当に凄いと思いますし、その根本にはファンの応援や期待に応えたいという責任感も支えになってるのでないかと思います。
筋肉をつけるトレーニングのポイント
筋肉をつけるためにトレーニングは欠かせません。
それは筋肉に対して発達が必要だと感じる刺激を与える必要があるからです。
そのためには10回前後で限界になる重量で行うトレーニングが効果的で、それを定期的に行う事で筋肉は徐々に発達して来ます。
この限界までと定期的に行う事が筋肉をつけるためにとても大切なポイントで、西川貴教さんもこの2つは特に意識してトレーニングされてると思います。
こちらのインタビュー動画ではトレーニングのやり方について語られています。
2分50秒の辺りで、それまでパフォーマンスのために行ってたトレーニングを、大会に向けてフォーカスしてやり方を変えて行ったと仰っています。
フィットネスの大会で評価される筋肉をつけるためには、ただ種目をこなすようなトレーニングではなく、しっかりと各筋肉に効かせるフォームを意識する事が重要になってきます。
実際、西川貴教さんもトレーニングを行う時に重量よりフォームを意識されてるそうで、それこそまさにボディメイクに特化したトレーニングの考え方になります。
それをストイックに継続した成果が、ベストボディ・ジャパン日本大会での優勝に繋がったわけですね。
筋肉をつける食事メニューのポイント
筋肉をつけるためにトレーニングを行っても、食事が伴ってなければ効果を上げることは出来ません。
筋肉をつけるためには筋肉の材料となるタンパク質や、筋肉をつけるエネルギー源となる炭水化物や脂肪を食事から摂る必要があるからです。
そのタンパク質、炭水化物、脂肪のことを三大栄養素と言います。
それらのバランスを意識して食事を摂ることが筋肉をつけるためにはとても重要です。
その食事についても西川貴教さんはとてもストイックで、
・食事は一日4食。
・朝食は和食が多く、魚、味噌汁、サツマイモなどの献立が中心。
・昼食は馬肉もメニューに入れることが多い。
・ゆで卵の白身は高たんぱくなので毎日食べている。
・午後から仕事で外出する際は弁当を持参する。
・弁当は1個当たり約400㎉。
・20時か21時までに一定間隔の時間で食べる。
これらを毎日意識しているそうです。
三大栄養素の摂取についても以前のインタビューで以下のように仰られていて、
「僕は今体重が52~53キロなので、プロテインは×2 で、1日100グラムくらいを目安に。(通常、体重1キロあたり1グラムが1日に必要な量だといわれている)。
基本的にローファットですが、普段からグルテンフリーとカゼインフリーを意識していて、小麦と乳製品はほぼとりません。
お米とかオーツ麦がメインですね。油もなるべく質の良い植物油やナッツ類でとるようにしています。
でもカロリーに関しては、ガソリンを入れないとエンジンが回らないので、そこまで気にせずとって、とりすぎたと思ったら有酸素運動で消費します」
引用元OurAge
やはりタンパク質は特に量を意識して摂取されてるようです。
ちなみに、インタビューの中でプロテインと書かれているのはサプリメントのことではなく、栄養としてのタンパク質(タンパク質は英語でプロテインといいます)のことを指してると思われます。
タンパク質100gとは食材に含まれる量のことで、例えば肉や魚100gには平均約20gのタンパク質が含まれているので、タンパク質を100g摂ろうと思うと肉や魚を約500g食べる必要があります。
ですので一日4食の西川貴教さんは、1食につき125g程の肉や魚を食べてるという計算になります。
毎食それだけのタンパク質を摂ろうと思うと外食ではなかなか難しいですし、カロリー計算も出来なくなってしまうので、外出する際に必ず弁当を持参しているのはその辺りが理由になってるかと思います。
そして炭水化物や脂肪も良質な食材から摂ることを意識されていて、食事面においてもかなりストイックに継続されている所が、今の肉体美を作り上げた要因になってるんですね。
まとめ
よく体作りは一日にしてならずといいますが、西川貴教さんの筋肉も長年トレーニングや食事管理に取り組んできた成果だということが良く分かりました。
50代になっても肉体美に磨きをかける姿は、40代の僕にとってとても勇気づけられます。
目標に向かって頑張るモチベーションをいただきました!
これからも西川貴教さんのご活躍を応援しています。
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